出発前の手続き~公的手続きとお金を損しないために~③国民年金
さて、3つの準備の最後、国民年金です。
日本国民である(=住民票を残している)限り、年金の支払いは必須となります。
今まで会社勤めしていた方であれば、大半は給料から天引きされて支払われていたと思います。
しかし、退職してワーホリに行く場合、給料から天引きされず、もし、住民票を残したままワーホリに行く場合は、日本にいない間もその分支払う必要があります。
これが、住民票を抜く(海外転出届を出す)ことで2つの選択肢を与えられます。
①海外にいる間は年金の支払いをしない。
②海外にいる間も年金の支払いをする。
もちろん、自分は①の支払いをしないを選びました。
愛知県の市役所で「もし支払いを継続した場合、1年でどれくらい支払う必要があるか?」を聞いてみました。
人それぞれだと思いますが、私の場合は1年で40万円近く支払いが必要とのこと。
40万!
年金や税金ってやっぱり高いのね。。。
結果、年金を支払う必要はなくなったのですが、デメリットもあります。
それは、将来年金が満額もらえないこと。
1年間支払いをしなかった場合、どれくらい年金が減るか計算してもらったところ、毎回の支給から6000円ほど減るみたいです。
なので、年間で3-4万円ほど減額になるみたい。
将来10年以上年金をもらうことになるんだったら、損になりますね。。。
けど、個人的には将来的に満額もらえなくなったとしても、海外にいる間は年金を支払わないほうがお得だと思います。
年金分の40万円を株式に投資して、年間3%の利子がもらえるとして、それをさらに投資して35年近く運用したら?
単純に3%の複利計算をすると35年後にはもともとの40万円が112万円になってる。
それの3%ってことは、一年間で3万円近くはもらえる計算になります。
もちろん年金というシステムは大切だし、保険や国民の義務として、年金を支払ったほうがいいと思います。
けど、ワーホリに行く1-2年間は、ただでさえお金の心配もあるし、その分自分に投資したほうがいいんじゃないかなと思います。