chocolatemacallan’s blog

ワーキングホリデーとイギリス英語

イギリスで銀行口座開設ー確実に、簡単に、そして格安にする方法ー

f:id:chocolatemacallan:20181015063123j:plain

                   Holland Park

 

今回はイギリスで確実に、そして簡単に銀行口座を開設する方法をお伝えします。

 

結論から言うと、”Monzo” と ”TransferWise” のアカウントを作成すれば完了です。

 

なぜ銀行口座の記事を書こうと思うに至ったかというと、

【死ぬほど苦労したのに銀行口座を開設できなかった】

経験があるからです。

 

今回のワーホリで経験しましたが、イギリスのいわゆる有名な銀行で口座を開設するのって無茶苦茶大変ですね。。。

 

銀行口座を開設しようとおもってバークレイズ、ロイズ、メトロに何回も足を運びましたが、口座がなかなか開設できず、結局あきらめました。。。

 

基本的に必要なものとして

①身分証明書

②住所証明書

 

の2種類なのですが、この②住所証明書が本当にやっかい!

自分で部屋を探して、契約書を確保したのですが。。。

この賃貸契約書も住所証明するものとしては不十分でした。

 

バークレイ、ロイズにもっていった際は、「これダメだから」の一言で中身すら見てもらえない始末。

 

顧客対応がいいなと思ったメトロでは「これだけだと証明にならないから、他の住所証明書と一緒にもってきてね。National Insurance Numberの発行確定の手紙をもってきてくれたら審査できると思う。」ってことでした。

なんでも、偽の契約書をプリントアウトして、自分で全部サインして持ってくる人もいるからという理由だそうですが。。。。

 

他に水道、ガス、電気、税金の支払いを証明する領収書(自分の名前と住所入り)でもいいみたいですが、自分にとってはこれも入手困難。

 

というのも、今現在住んでいるところが、「All Bills Included」の契約なので。

月々家賃代は払うのですが、税金等含め大家さんが全部払っています。

なので、自分宛に領収書がくることがないのです。

 

National Insurance Numberの取得確定の手紙を待ってもいいのですが、ロイズに行ったときに「ワーホリで仕事探しに来てるなら、住所証明の他に雇い主からの手紙も一緒にもってきてね」ととどめの一言が。。。

自分まだ語学学校に通ってて、仕事もまだ検討ついてないのに。。。

 

National Insurance Numberの面接も3週間後で仕事もまだ見つかってない状況で、いったいいつになったら銀行口座を開設できるのやら。。。

それなのに、家賃の支払いは2週間後に迫ってて、早いところイギリスの口座を開設したい(汗)

 

因みに、学校に自分の住所を証明してもらう手紙を書いてもらおうと思いましたが、これも完全にアウト!

 

大学など、国が認めた教育機関の場合、一発でstudent accountを開設できると思いますが、(実際、リーズ大学に留学した時は、速攻でSantanderの口座を開設できました。)今自分が行ってる語学学校のように、私立の語学学校程度では見向きもしてもらえません。

 

同じ学校の人で、うちの語学学校からの手紙をもってHSBCに行き緩々の審査で銀行口座を開設できた人がいましたが、のちにうちの語学学校が私立であることが判明した瞬間に、口座が凍結されたとのこと。。。。恐ろしい。。。

 

インターネットで検索すると、

 

「ロイズの審査が緩い!」「同じ銀行でも、ある支店だと審査が緩いし、同じ支店でも審査する人で必要な書類が変わるから、粘って体当たりを繰り返すべき!」

という情報も見られますが、基本的に一度断れたら他の銀行でも駄目だと思ったほうがいいと思います。

 

正当な銀行口座開設方法としては

①大学(国から認められた)の学生としてstudent accountを開く

②自分で部屋を契約し、ガス、水道、税金の支払い完了書を確保する。

③National Insurance Number取得完了通知の手紙をもっていく。

 

に限ると思ってもいいかもしれません。

 

 

さて本題ですが、

 

確実に、そして簡単に銀行口座を開設する方法の答えは

 

”Monzo”

monzo.com

いわゆるインターネットバンキングの新しい形です。

 

これの何がいいかというと、

自分の住所があれば、

①パスポート

②イギリスの電話番号

 

の入力だけで速攻で銀行口座が開設できること。

実際、自分もスマホで申し込みしたのですが、10分足らずで申し込みが完了し、2日後には指定した住所のキャッシュカードが到着しました。

 

何がすごいって、これちゃんとしたイギリスベースの銀行。

試しにキャッシュカードでATMから現金を引き出してみましたが、ちゃんと機能する。

もちろんちゃんとした銀行口座なので、給料の振込先としても登録できます。

 

一つ注意が必要なのは、住所の扱いです。

自分で直接契約した場合は別ですが、ホームステイなどの場合はホストファミリーにその住所を使っていいか聞いてからにしましょう。(これが後にトラブルのもととなる可能性があるので。)

 

chocolatemacallan.hatenablog.com

 

さて、ほかの有名どころの銀行と比べてこの”Monzo”の欠点はどこかというと

①支店がないので、手持ちの現金をネット上のアカウントに預けることができないこと。

②SWIFT codeがないので、日本からのいわゆる送金ができないこと。

です。

しかし、この②の欠点を補う目的で"TransWise"も開設する必要があるのですが、むしろこれが利点でもある。

transferwise.com

というのも、TransWiseを利用することで、従来の海外送金をする必要がなくなり、送金手数料が格安に、そしてすぐに入金することができるようになります!

 

じつは、同じような銀行システム、送金システムはいくつもあるのですが、(Starling Bankやworld remitなど)このMonzo と TransferWiseが提携していて、MonzoのアプリからTransferWiseを使って海外送金できる仕組みがあるので、この組み合わせがいいかなと個人的に思いました。

 

詳しいMonzo と TransferWiseの内容については別の記事で書こうと思いますが、試しに送金した3000円は、手数料100円以下でMonzoの口座まで送金することができました!そして、送金したその日の午後に、MonzoのキャッシュカードをつかってイギリスのATMで現金をちゃんと引き出すことができました。

 

結論:もし、銀行口座開設に苦労している方がいたら新しい形の銀行"Monzo"がおすすめ!