出発前の手続き~公的手続きとお金を損しないために~②健康保険
次は健康保険について。
全ての国民は何かしら健康保険に加入する必要があります。
会社に所属している間はその会社の健康保険に加入していますが、退職してワーホリに行く場合は14日以内に市役所で手続きが必要です。
この手続きをすることで、退職してからワーホリに出発するまでの間に医療機関を受診しても通常の場合であれば3割負担で済みます。
この手続きは市役所でできますが、「退職したことを確認できる書類」が必要となります。
自分の場合、会社から後日郵送された「異動届」という書類の中に、「2018年3月31日付けで退職とする」と記載があったので、この紙で手続きしてもらえました。
要は、会社からもらう紙でちゃんと退職したことが記載されているものであればよいということみたいです。
流れとしてはこんな感じです。
①「退職したことがわかる書類」をもって市役所に行く。
②今までの会社の健康保険から、国民健康保険に変更の手続きを、役所でしてもらう。
③国民健康保険資格状況証明書をもらえる。
この証明書が手に入れば、医療機関を受診しても、3割り負担になる。
ここでへーって思たことがありました。
保険期間が1か月をまたがなければ保険料が発生しない。
これは2018年4月の愛知県での事例なので、皆さんは各自で役所に確認を取ってください。
自分の場合は2018年3月31日に退職して、2018年4月24日に海外転出で既に届け出をした後でした。
旅行から帰ってきて、愛知県に住所変更をして海外に転出するまでの期間の保険になる(4月12日から4月24日まで)のですが、1か月以内だけの保険であれば保険料が発生しないとのことでした!
退職してからワーホリに出発するまで、会社に所属しない人がほとんどだと思いますが、その間も健康保険を所持することは可能ですし、1か月以内であれば保険料が発生しないというお得な制度です。
退職したら、早急に退職したことを確認できる書類を手にいれて、保険を手に入れたほうがいいと思います。
そして、ワーホリ出発前に、歯科受診や、常用薬の準備をすることをお勧めします。