ヨークシャーアクセント
今回はイングランド北部地方のアクセントの一つ、''Yorkshire accent''です。
イギリスの中で4番目に人口が多い都市Leeds (リーズ)で話されるアクセントです。
佳子さまが留学中で、世界中から毎年6000人以上の留学生の受け入れがあるといわれているLeeds大学もここにあります。
Yorksher accentを解説している分かりやすい動画をなかなか探すことができませんでしたが、以下のYorkshire出身の彼らの動画を見てもらうと、何となく雰囲気がわかると思います。
他のアクセントになれてくると、このヨークシャーアクセントが他のアクセントとまた全然違うなって思います。
まだまだ文書で説明するのは難しいですが、Leedsのパブで聞こえてくる会話もこんな感じのアクセントがよく聞こえてきました。
他のアクセントと特に違うなと思うのは、文章の最後の音程が変わること。
BBCとかで流れてくるいわゆるイギリス英語は文章の最後で音程が下がります。
それに対して、ヨークシャーアクセント含め、北の地域のアクセントは文章の最後に向けて音程がどんどん上がっていく感じがします。
一番最初に載せた動画''How to speak Yorkshire'' の開始8秒後ごろに
''not filmed for ages''と言っていますが、 この"ages"の発音の際に使われる音程が、Northern accentっぽさを感じると僕は思います。
(そのちょっと前に"probably"って単語も出てきますが、この発音も実はNorthern っぽさを感じます。)
また、3つ目の動画"How to: Be a proper Yorkshire Pud"
の初めの方(00:58辺りから)でも説明されていますが、"O"の発音が特徴的です。
過去にイギリス人と一緒に住んでいたことがありますが、その中の一人もイングランド北部出身でしたが、この"O"の発音が特徴的でした。
まさにこの動画の通りの音なので、ぜひ何度も聞いてみてほしいです。
あと、今まで知らなかったけど、夕食のことを''tea''って使い方するのはYorkshire だったみたいですね。
''What is your tea?'' ''Have you got any tea?''って聞かれたら、お茶のことじゃなくて夕食のことです。
留学中にこのフレーズはよく聞きましたが、イギリス人の中でも使う地域の人と全く使わない人がいました。